ソメイヨシノの秘密

 こんにちは、オフィス部の宇野です。
もうお花見の時期ですね。ところで桜といえばソメイヨシノを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、実はソメイヨシノには意外な秘密があるのをご存知でしょうか。

 年の研究によると全国各地から集めたソメイヨシノのDNAを構成している要素の配列を調べた所、全てのDNAが一致したそうです。このDNAの配列が一致する確率は1兆分の1だそうで、これによりソメイヨシノは野生種ではなくクローンと判明し、大昔に作られた1つの個体を繁殖して増やしている事が分かりました。

 推測ですがソメイヨシノの片方の親はエドヒガン、もう片方の親はオオシマザクラとヤマザクラが交雑したものではないかと言われています。つまり野生種を誰かが交配させて作った合成種がソメイヨシノであるという事です。
一般的にヤマザクラなどは寿命が2~300年あるのですが、ソメイヨシノはクローン植物であるが故に寿命が60年と短く、接木や挿し木などの栄養繁殖の方法を取らざるを得ないそうです。また毎年、桜前線が発表されますが、遺伝子が同じなので条件が整えば一斉に開花するので、世界でも類を見ない全国津々浦々に配した生物気象観測レーダーとも言えるそうです。
 
 普段お花見で見かけるソメイヨシノにも、こうした複雑な事情があったのですね。皆さんもお花見の際にソメイヨシノを見かけたら、儚くも美しく咲くこの桜を大事にしてあげて下さいね。

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