趣味の意義

私は休日等にプラモデル制作を行っています。しかし私にとっては趣味といったものではありません。私は仕事でCGによる設計及び、機械によるものづくりを行っており、プラモデルは研究資料や教材として扱っています。以前はイラストを10年以上続けていましたが、「続けても無意味だ。楽しみを失った。」という理由で1年以上前に止めてしまいました。現在私には「楽しくてしょうがない」と思って行っている活動がありません。休日は眠ってばかりで何も手に付かないことがよくあります。

 調べてみると、どうやら精神障害によって趣味への関心が消失したり、新しいことに関心が持てないといった症例があるそうです。私がイラストを止めた頃に自身の障害が発覚し、「精神障害によって趣味への関心がなくなった」のではないかと考えました。私はこれまで物事を完遂したという実感を持てず、「中途半端で投げ出して情けない」と考えていましたが、今回の症例を知ったことで考えを改める事ができました。そもそも趣味とはなぜ存在しているのか。この疑問には百人百様の回答が存在しますが、私は生理的活動、労働と並ぶ「第3の生命活動」と考えています。

 趣味が前者2つの活動と一線を画す特徴に「束縛や制限が弱い」ということです。趣味には売上や成果、記録、評価といった明確なノルマがあるわけではありません。(ただしノルマを自身の判断で課す事も可能です)また社会面、法律面での制限はあるものの、基本的にはどんなことを趣味と定めても構いません。趣味とは極めて「主体的な活動」であり、生理的活動や労働では得ることが難しい特徴と言えます。

 趣味は自由な活動であり、その有無さえも当人の自由です。また仕事にはない可能性を秘めたものであると考えます。ご自身に合った趣味が見つかることを願います。

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