チバニアン

千葉県市原市にある地層が、地球の歴史で約77万~12万6千年前の時代を代表する標準地に認められる見通しとなったそうです。日本チームとイタリアチームが競っていて、国際学会の専門部会での投票で日本チームの申請を妥当だとした。ラテン語で「千葉時代」を意味する「チバニアン」と命名されることが濃厚になった。

 日本の地名の採用は初。日本チームは2017年6月、市原市の養老川沿いに露出する、地球の磁場(地磁気)が逆転した痕跡を残す「千葉セクション」という地層を申請していたそうです。

 11月10日期限の1次審査の投票を実施された。日本が60%以上の票を集め、競合相手であるイタリアの2カ所を上回った。来年以降、3段階の審査を経て正式に決定すれば「千葉時代」の名前がつくようです。

 地質学では気候や生態系の変化に応じ、約46億年の地球の歴史を115の区分で表し、国際地質科学連合が各時代を代表する地層を1カ所選び、その年代名を決めるそうです。約77万~12万6千年前の区分には該当する地層がなく、名称がなかった。

 日本が多くの票を得たのは、千葉の地層を詳しく調べ、学術的な価値が高いとアピールしたのが大きいそうです。茨城大の教授は「地磁気の逆転が起きたことを示すデータに強みがあった点が評価された」と話す。

 地磁気の逆転とは、方位磁石のN極は北を、S極は南を示すのが当たり前だと思われているが、過去には逆を向く時代が何度もあったそうです。

 地球の深部では液体の鉄が対流しており、この流れの複雑さで地磁気の逆転が起きるとされており、逆転は過去360万年間に少なくとも11回起き、最後は約77万年前だったことを千葉の地層に含まれる鉱物などを調べて明確にしました。従来は約78万年前と考えられていたそうです。

 千葉の地層には火山灰や花粉、微生物などの化石も含まれているため、これらのデータから当時の日本の気候などが分かるらしいです。

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