色の役割

デザイン部のA.Dです。
今日は色の役割についてお話させていただきます。

色には役割があります。
デザイナーは感性や好みで色を選んでいるわけではなくて、
色のもつ役割を注意深く考えながら、適切な色を選んでいます。

yellow

ここにごく一般的な警告表示があります。
では、これを青にしてみるとどうでしょう。

blue

青だと、なんだか「危険」って感じがしませんよね?

このように、デザイナーは色の持つ役割を、
日々注意深く観察しています。

例えば、福祉系のパンフレットを作るときなどは、
青など寒色系ではなく、オレンジなどの暖色系で、「あたたかさ」
「やさしさ」を表現したりします。

え?
「当社のホームページは福祉なのに寒色系をつかってるじゃないか!」ですって?

それは、当社は、「現在の福祉のありかたを変えてやるぜー!!」
というコンセプトで運営しているからです。
なので、あえて型破りな「福祉なのに寒色系」を使用しています。

要は、「紙面の持つイメージにふさわしいか」や「お客様のご要望と合致しているか」とか「コンセプトに沿っているか」などなど、
色の決め方は、結局のところ「いろいろ」ということですね。(笑

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