話が長い!

 皆様の周りに「この人話し長いなぁ」と感じる人はいらっしゃるでしょうか?わたくし自身も話が長くなってしまうと感じており、可能な限り手短にしようと心掛けています。今回はなぜ自分の話は長いのかを考え、自分なりの結論が出ましたのでお話させていただきます。

 わたくしの傾向を例にあげますと、わたくしのブログ記事は他の人のものと比べても膨大な文章量となっています。主な原因としては、話題に対する自身の主張の正当性を示すために「根拠」も記載しているからです。これは私の主張に対し「根拠もない主張は妄想甚だしく、論ずるに値しない」と思われるのではないかと懸念してのことです。それも誰かにそのようなことを言われたわけではなく、ただ勝手に思い込んでいるのです。このように、自分の話に自身がなかったり、相手に反感を買う不安があると話が長くなるのではないかと考えました。皆様も先生や上司に自分の過失を報告する際に、なかなか話を切り出せず言い訳がましくなってしまう経験があると思います。

 また逆に、長話を好んで行う人もいます。女性の話は長い上に山も落ちもないことがよく聞きますが、これは女性は結論を導き出すことが会話の目的ではなく、会話する事自体が目的であると考える傾向があるようです。また立場が上になればなるほど話が長いと感じることはないでしょうか?これは長話で拘束することや自身の話で相手に感心されることに浸って酔いしれているからであると考えられます。

 このように話が長い原因をいくつかご紹介いたしましたが、皆様(または皆様の周囲にいる人たち)はどの傾向に当てはまったでしょうか?長話を止めさせるのは難儀ですが、各々が自身の傾向を理解して対処していけば多少なりとも長話は短くなっていくのではないかと考えます。

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