「バスタブ曲線（故障率曲線）」と言う言葉、指標をご存じでしょうか？故障頻度を表し縦軸に故障率、横軸に時間経過を取り製品の買い替え時などの参考にします。
　
バスタブを横から見た形の様に左側は高い位置にあり「初期故障期間」を表し、導入初期に高い率で故障が発生する事を示しています。その期間が過ぎるとバスタブの底の平らな部分の様に安定して故障が少ない状態が続きます（偶発故障期間）、そして経年劣化を伴いバスタブの右端の形状の様に故障率が上がっていきます（摩耗故障期間）。
　その後は自己修復するわけはないので故障頻度は高まります。また故障とは異なりますが「性能の陳腐化」による寿命も考慮すると良いかもしれません。