今、一番欲しいもの、それは「健康」にほかならない。坂道を転がり落ちるかのように徐々に体調を崩し、大変重くはないが治りにくい病気を抱えてしまった。人の定命というものは、全く予想もつかない。だから逆に楽しいのかもしれない。良いことばかりではない、谷あり山ありの人生を全うしてこそ充実した一生なのかも知れないと、最近つくづく感じている。失った健康は、もう元には戻らない。これ以上悪化しないよう維持しなければならない。今私が一番欲しいのは、病気をいくつも抱える前の健康な体。そう少年時代にところかまわず走り回っていた頑強な身体である。それは決してお金では買えないのだ。いずれにしても健康でさえあれば、人生はなんとかなるものだ。今のポンコツな体をいたわりながら、ほどほどの力で生きていきたい。合掌