遅すぎた台風

去年の台風発生数について

2015年は1月から12月にかけて毎月1個以上、連続して台風が発生していました。
 

1年で毎月台風が発生するのは統計が始まった1951年以降で初めてのことでした。
さらにさかのぼると2014年6月から19か月連続で台風が発生していました。

これだけ長く毎月連続して台風が発生するのは、1964年5月から1965年11月にかけての19か月と並び1位です。
 

それに比べて、今年の台風は7月3日に、ようやく発生しました。観測史上2番目の遅さです。

ようやく台風1号発生
1位1998年7月09日
2位 ことし 7月03日(速報値)
3位1973年7月02日
4位1983年6月25日
5位1952年6月10日
 

今年の台風1号は中心気圧が、6日正午現在で900ヘクトパスカルまで発達しました。
台風1号が900ヘクトパスカルまで発達するのは統計史上初めてで、7月の台風としても珍しい強さです。
 

気象庁によると1号の発生がずれ込んだ年の大半が、エルニーニョ現象がピークを迎えた翌年だった。
現在、2014年に発生した同現象は終息したが、インド洋の海面水温が依然として高く積乱雲の発生が活発化。
一方、フィリピン近海が高気圧に覆われ、積乱雲の発生が不活発で台風ができにくい状態。

今年はエルニーニョ現象からラニーニャ現象に移り変わる年で、これまでも同様の年は台風の発生数が少なくなる傾向が見られます。
ただし、台風の発生数が少なるからといって、上陸数や被害が少なくなるとは限らないそうです。

台風